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2010年 04月 29日
今日から、ラジオ深夜便 2期目のスタートです。 三浦の野菜、季節の行事など、情報をお伝えできればと思いながら始まりました。 --- まずは、やはり、高騰が続いている春野菜の状況について。 実際のところ、10日くらい、例年よりも生育の遅れがあるということが実情です。 たとえばキャベツで言うと、生育がまばらなため、1度の収穫作業できちんと採る事が出来る大きさのものが少ないため、翌日に畑に入って採る、また、その数日後に採る・・・ということが続いているので、必然的に3日、4日と遅れが出ているということです。 --- 出荷の値段も例年よりも高め。農家にとっては値段が上がっているのはいいこと? 表面的には、気持ち的には「高値」というのはいいけれど、実際は、200ケースほどの出荷をする例年に比べ、出荷数は少ない。 価格は高くても、出せない野菜が畑に残っている、というのは、作り手としては納得できない。 とにかく天候の回復を待つのみの毎日です。 そんな中でも、春の大根は無事に終了。今週の土曜日からは「トンネル大根」(ビニールハウスの中で育てている大根のこと)の収穫が始まります。少量ですが、順調に生長しました。 --- 夏野菜の準備について。 どんどん始めたいが、天候不順で畑の土が乾かず、メロン・スイカの定植に10日ほど遅れが出ています。 土が乾かないとできない作業(機械が入らない)なので、土の乾燥次第。 ちなみに、どのくらいの遅れかというと、たとえば7月上旬に収穫予定だったメロンは、中旬以降の収穫になってしまう。 なにもかもとにかく、お天気次第。 --- 朝市の消費者の動きは? 朝市での春キャベツ販売が大人気。先週と先々週は例年の3倍くらいの物量が売れました。価格は、市価の半額くらいになっているので、お客さんから『こんなに安くていいの?』と聞かれることも。 --- 三浦と言えば、漁業も盛ん。春の海状況は? 日曜日に天気がよく、磯や砂浜のつりが人気。黒めばるがつれていたり、砂浜だと、はぜ、めごちが投げつりで始まる。たなごが岸壁や磯で連れる時期だがまだ釣れない。 これからGWから先、たくさん連れればいいのだけれど・・・ --- イベントの話。 4年目のイベントでマグロの鉄火巻きを長いのを作ろう、という企画がありました。初年度は「500メートル」からスタート。 商店街が500メートルくらいあるので、それにあわせて端から端まで。毎年10メートル増やして、今年は530メートルの鉄火巻きに成功。 1300人の巻き手があつまり、スタッフプラスでかなりの人数に。 もちろん、まぐろと寿司飯もものすごい量になります。 そして、準備が出来たら、ところどころにスピーカーを置き、掛け声で一斉に同じ動作が出来るようにして、1300人が横に並んで巻きに入る。 最後に持ち上げて、終了なのですが、そのときの歓声と、スピーカーの声で、「あー、成功したな」と分かるくらいに、ずっと向こうまで続く鉄火巻きになります。 --- 作ったあとは? 巻き終わったら、食堂の板前さんたちが待機。端からひとり約30センチにカットしてもらい、それは、巻いた人が食べて盛り上がります。 観客の方も食べたい、という声があるけれど、作った人の分しかないので、食べたい人は来年、巻き手に応募してください!と(笑)。 以上、4月25日の日曜日。風も無く天気のいい日に開催できた、日本一の鉄火巻きイベント。来年は、10メートル伸びて、540メートルになります。 食べたい方は、ぜひ、巻き手としての参加をお待ちしています。 -------------------------- 天気予報によると連休中は穏やかなお天気とか。農作業日和になるのでしょうか。ではまた。。 次回の放送日、確認できたらまたこのブログでお知らせいたします。
by yamazakinouen
| 2010-04-29 17:01
| 「ラジオ深夜便」
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